九州場所が終わって(13/11/25)
お久しぶりです。
先週の月曜日から12月いっぱいの短期バイトに行き始めまして、8時から5時までみっちり労働してます。
お歳暮で忙しくなる部類の仕事なので、12月は残業あり、後半は毎日出勤というかなりハードな職場です。
だから帰ってきたらご飯食べて風呂入って、3DS起動して即寝落ちという健康的な生活を送っているのでございます。
さてさて相撲の記事を書くと言いながら、書く暇のないうちに九州場所は終わってしまいました。
今場所は初日~3日目までに大関陣全員に土がつき、そのうち2人は怪我で休場決定という散々な出だしで、
果たして14日間盛り上がるのだろうか・・・と思っていました。
そんな中、序盤から勝ち続け話題をさらっていたのが横綱日馬富士。
先場所は2日目から星を落とし、10勝5敗という横綱らしからぬ相撲で、
相撲協会のお偉いさん方からもだいぶ説教を食らったようでした。
中盤からはあまりに負けるので悲壮感すら漂い、館内にも同情の空気が流れていたほど。。。
今場所も勝てなかったら横綱の地位はどうなってしまうのだろうと思っていたので、
日馬富士の活躍は安心感とともに嬉しいものでした。
相撲というのは、贔屓力士がいるだけで随分面白く感じるものです。
野球なら応援しているチームがあれば、別段好きな選手がいなくても楽しめますよね。
(もちろんいるに越したことはないですが)
その点大相撲にはチームはありませんから、力士本人を応援することになるのです。
わたしは相撲を真剣に見るようになってまだ1年のひよっこですが、
贔屓力士、アイドル業界的にいう「推しメン」はいます。
この方、大関 鶴竜です。
モンゴル出身の28歳。
どうですか?かわいいですよね。この子犬みたいな顔つきがたまりません。
あまり表情豊かなほうではないのですが、取り組み前の数分間だけはキリッとした顔が見られます。
そのギャップ。ギャップですよ。
「なんだこいつやっぱり顔か」と思ってる人、その通りです。
だってまだ相撲観戦初心者ですから、力士の得意な技や特徴なんて分かりません。
でも三月場所で彼に興味を持ち始めてから、
今年最後の九州場所まで毎場所毎日欠かさず相撲を見てきたんです。
そういう入り方もあっていいと思います。
まあいつまでもイケメンや若手選手に黄色い声をあげているだけのファンはうっとうしいですけどね。
どんなスポーツにも言えることですが、
きっかけは顔であっても、ゆくゆくはその競技自体に興味を持ってほしいと思っています。
あれ、なんか鶴竜がイケメンみたいな記事になってしまいましたね・・・
その鶴竜は今場所あまりパッとしなかったんですけど・・・
さて話を九州場所に戻します。
大関がふがいなかった前半を盛り上げてくれたのは日馬富士でした。
その彼に代わって中日~終盤盛り上げたのは、
先場所綱取りでファンを散々盛り上げて、結局全然ダメだった大関稀勢の里でした。
日馬富士に土をつけ、このまま白鵬の優勝が決まってしまうのかと思われたところで、白鵬をも破るという
彼の横綱昇進への可能性を感じさせる相撲を見せてくれました。
14日目の白鵬戦は本当に素晴らしいもので、
立ち合いは稀勢の里が上手をとり、「いけるか?」と思わせたところで
白鵬がぐっと土俵際まで押し出し「やっぱり横綱か・・・」と諦めムードが漂いましたが
俵に足がかかったところで稀勢の里が踏ん張り、白鵬を投げて勝利。
あんなに見ごたえのある相撲は久しぶりだったように思います。
母親とふたりで大興奮してしまいました。
彼が白鵬を破ったおかげで千秋楽は1敗の横綱同士の対決、優勝決定戦となり
序盤はグダグダだった九州場所でしたが、最後まで目が離せない展開となったのでした。
日馬富士関、優勝おめでとうございます。
この1年横綱になってなかなか勝てず、苦労の連続だったと思いますが
いい正月が迎えられそうですね。
これで2013年の大相撲は終了、次は1月の初場所となります。
次こそは鶴竜も優勝争いに絡んでいってほしいものです。
・・・と久しぶりでしたがとても長くなってしまいました。
また1週間更新がないかもしれませんが、書きたいときに書きたいものを書くというスタンスで続けていこうと思っています。
それでは。