ぐろぶのらくさ

誰かに構って欲しい,という欲は薄れつつある今日この頃。

ブラオレのブルーレイが発売されるというので(13/12/13)

こんにちは、お久しぶりです。
労働の権利を行使できる喜びを毎日毎日噛みしめていたら、あっという間に12月中旬になっていました。
そして、まだまだ先だと思っていたあのバンドのライブブルーレイ発売日も目前に迫っていたのであります。
 

Mr.Children[(an imitation) blood orange]Tour】

 最後に参戦したのが6月だったので、今年の出来事だということを忘れかけていましたが
1月の福岡公演、3月の鹿児島公演、そして6月沖縄でのツアーファイナル(前日)と
この通称「ブラオレツアー」にわたしは3回も足を運んだのでした。
鹿児島公演にて↓↓
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今回はブルーレイへの期待をこれでもかってくらい膨らませるために、
わたしがそのとき感じた気持ちを振り返ってみたいと思います。
セトリは映像化された盛岡公演と同じ、アリーナver.で。

※長いです。本当に長いです。心して読んでください。


01. OPENING
  ミスチルのライブのすごさはサウンドだけじゃない。
 オープニングや曲のバックでスクリーンに映し出される映像がめちゃくちゃ凝ってる。
 メッセージ性も強くて、そこで泣けたりすることも。
 今回のトランプドミノ倒しは、カタカタカタ・・・って音のスピードと自分の鼓動がリンクして
 「はやく!はやく・・・!!」って。焦らされた。笑
   
02. 過去と未来と交信する男
  そして1曲目、ステージの真ん中にはフードをかぶった男が3人。
 「どれが桜井さん!?」ってイリュージョン。
 沖縄ではずーっとナカケイ(ベースの方ですね)を見てたんだけど、
 途中でナカケーが右手を!突き挙げた!うおおおおおおおおおお!!!(わたし)
 「きゃあああああ!!(客席)」・・・結構みんなナカケーのことも見てるんだな・・・
 と思ったら桜井さんがフード脱ぐタイミングと全く同じで、その歓声だった・・なんてこともありました。。。
 あと、絶対桜井さんつまづいたんだよね。誰に言っても気づかなかったっていうんだけどさ。笑
   
03. LOVE はじめました
  1曲目の最後で確かに桜井さんが混じっていたはずのフードの男が3人とも消えるという
 プリンセス天功ばりのイリュージョンを披露した直後、この曲のイントロが。
 そして歌が始まると同時にステージの端から桜井さんが!ばーーーん!!!
 まじでどこから出てきたのか(床か?)2回見たけど分かりませんです。笑
 「でもこのあとテレビで香川のインタビューがあるからそれ見てから考えるとしようか~」に歌詞変え。
 ちなみに最終日は本田だったらしい。

04. Worlds end
  これね。ツアーで披露されて、わたしの中で一気にメインに躍り出た曲。
 今までは「アルバムのリードオフマン」って感じだったんだけど、4番打てるじゃん!!!っていう。
 最後の大サビ「だけど僕ら、つながっている」へ向かう高揚感がたまらん。

05. NOT FOUND
  アリーナツアーからセトリに入ってきました。大好きな曲。
 沖縄公演は狭い会場だったんだけど、なんと歌っている桜井さんの横顔の影が、反対側の壁に映ってた!
 大きなアリーナは天井が高くて座席も上のほうまであるから、影が映る場所なんてないんだけど
 狭いところならではの素敵なサプライズでした。
 それがめちゃくちゃ雰囲気あってかっこよくて。ずっとそっち見てた。

06. (MC)
  沖縄では、「雨の予報だったのに、朝起きてホテルの窓から外を見たら晴れていて嬉しかった」
 みたいなこと言ってたよね。ここで。
 少し声を出して声帯のストレッチをする、それで調子が分かる。って言ってたのもここかな?
 そしてなんといっても沖縄でのこのトーク。
 桜井さん「あのね、今思い出した。僕たちアマチュアでまだ狭いスタジオで練習してた頃、
 『いつか武道館でやれるように頑張れ。あそこは歓声が空から降ってくるみたいに感じるぞ』
 って言われたことがあるんだけど、実際武道館でやったときは…イマイチこう…そうでもなくて…苦笑」
 「でもここは(狭いから)本当に歓声が空から降ってくるみたいに感じる!
  武道館では(降ってくる感じは)なかったのに。ここが初めての経験です!!」
 そんなこと言われたらファンとしてめっちゃ嬉しいに決まってるじゃないですか!!

07. 花言葉
  この曲はミスチルで一番最初に聴いたものの中のひとつ。
 思い出の曲だからずっと聴きたくて、イントロで思わず「うそっ・・・」って声が出た。

08. やわらかい風
  サビがかなり高いから、声の調子がよく表れる曲だと思った。
 「そういう僕なら~」「頭の切り替えが~」のところ。
 沖縄では結構苦しそうで心配しました。

09. 抱きしめたい
  ド定番ラブソングすぎて、自分ではあんまり聴かない曲なんだよね実は。
 でもやっぱり生演奏、パフォーマンス付きだといいね。
 鹿児島公演でのスタンドマイクに体を預け、抱きしめるようにして歌っている姿に悩殺されました。
 桜井さんのにやけた感じがあまり好きではない友達に言ったら「想像できすぎて気持ち悪い」って 笑

10. (MC)
  ここで!桜井さんが女性の爪に塗るもの(要するにマニキュア)でペイントを施したというブラオレギターが 登場。
 「女の人たちはこの匂いを嗅ぎながら夜な夜な爪を塗ってんのか・・・」
 「そういうものを男の自分が使うことにエロティシズムを感じる」
 「スタジオに怪しいにおいが充満して事情を知らないスタッフに心配された」
 等々かなり笑えるトークでございました。

11. Surrender
  これはわたしの中で早く映像で見たい曲ナンバーワン。
 健ちゃん(ギター)のコーラスなんて!もう!二度と!見られないかも!!!
 オレンジの薄暗い照明とムーディなメロディがマッチして何とも言えない雰囲気に。
 
12. Pink~奇妙な夢
  ライブ化けする曲というのはツアーの中で必ずひとつはあるもので。
 今回はこの曲だったかな。
 「僕が手を引く夜に おいでよ」って歌詞、すごいなあ。。。
 ライブって改めて歌詞を見直すきっかけにもなるよね。
 「何したって構わないから 君の好きなようにしておくれよ」って
 やっぱり桜井さんの性癖って・・・笑

13. 常套句
  1番はドラムお休みなんだけど、顔で歌うドラマーの方が、いつにもまして熱唱されてました。。。
 まじでマイクあげたかったです。笑

14. CENTER OF UNIVERSE
  ここから飛び跳ねターイム。
 最初のAメロ後の間奏(?)のところで入る桜井さんのWow Wowが好きです(伝われ・・・!)
 「はーい!めんそーれ!!」は2日目だったので、あいにく聞けませんでした。残念。
 「でも結局それって理屈じゃなーい!」は何度見てもかっこいいね。

15. 擬態
  実は鹿児島公演は注釈付き指定席で、
 角度や機材の影などでステージが一部見にくいことがあるという席だったのです。
 しかし蓋を開けてみたらステージ真横!
 端に来てくれたときはメンバーまで5mとかいう最高の場所。
 でもなかなかこっちに来てくれなくて、この曲でやっと桜井さんが
 あの華麗なステップとクネクネウォークで近づいてきて
 まさに「このまま死んでしまえるならそれがいい」だった。
 近すぎだよ。目の前であんなステップされたらそりゃ体鍛えたいと思うわ。
 胸筋もすごかったしなあ・・・太ももも太いし。あの人はサッカー選手で趣味がバンドなんだろう。

16. fanfare
  (鹿児島)前曲で桜井さんが近くに来たと思ったら、今度はナカケーがやっと近くに!!!
 曲の間中ずーっと近くにいて、席のほうをチラチラ。
 途中桜井さんがオーディエンスに歌わせてくれるところがあるんだけど、
 そこはベースお休みのパートでもあり、ナカケーはずっと手を止めてこっちを見てくれてた。
 「みんな楽しそうじゃん。良い顔してる!」って言わんばかりの、
 本当に楽しそうな、いいお兄ちゃんって感じの笑顔で。
 ベースラインを口ずさみながら弾いてるとこまで見られて、感無量。
  (沖縄)
 客「fanfareキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!」(手拍子パンパンぴょんぴょん)
 桜井さん ヾ( ´∀`)ノシ(両手フリフリ)
 客 ( ゚д゚ )(よ、横フリだと…?!!!)
 桜 ヾ( ´∀`)ノシ
 客 ヾ(*´ω`*)ノシ
 まさかのfanfare横フリという予想外の事態に。
 アップテンポナンバーの途中で客席が静まり返るという貴重な瞬間を見た。
 情報によれば宮城あたりから桜井さんがやり始めていたらしい。笑

17. (MC)
  ここで桜井さんによるメンバー紹介。今回はプロレスの入場っぽく二つ名をつけた紹介だった。
 「低音のぉぉぉぉメロディメーカーァァァ、なかがわあぁぁぁぁ!!!けぇぇぇぇいすけ!!!」
 ナカケーモニターカメラに抜かれめっちゃ照れる。可愛い。
 沖縄の時はエコーが増してた気がします。
 鹿児島でJEN(ドラム)が噴火する桜島パフォーマンスをしたのもここか。
 まあ何と言っても健ちゃんこと田原皇帝がしゃべったことよね。
 「こんばんは。」きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!(観客)
 悲鳴に近かった。笑 レア中のレアだからな。。。
 「紹介します。誰よりも音楽を愛する天才、桜井和寿!」

18. イミテーションの木
  プロローグ的な感じで海や街の映像が流れたんだけど、
 そのときドラムセットの横やステージの端にちょこんと腰かけてるメンバーが可愛かったです。
 ここからツアータイトルにもなっているアルバムの世界へ。

19. pieces
  終盤の力と思いのこもった「でも」ははやくブルーレイで見たいな。
 この曲はプロデューサー兼キーボードのコバタケのターン?笑

20. Happy Song
  この曲で桜井さんが両腕をリズムに合わせて大きくぐるぐる回しながら足踏みするのが好き。
 あとゆっくり明日へかけていくところね。
 ・・・伝わってくれ。笑
 
21. hypnosis
  ここから始まるヒプノシス~マシュマロの流れってとんでもないよね。キー高すぎ。
 やっぱり思い入れがあるのか、大サビの気持ちの入れ方は迫力あった。
 最後の「僕は手を伸ばす」のところとかね。
 これも早く映像で振り返りたい。

22. End of the day
  なんか3公演ともここでうるっと来てたんじゃないかと。
 正直自分で選んでこうなったとはいえ、他の人とは違う道を選んだわけで。
 夢を持ってはいるんだけど、つらくなるときも多くて。
 その決断をしてる真っただ中にこのツアーがあって。
 「もっと もっと 羽ばたける日は来る きっと来る」
 「あと少し そう信じて」
 沖縄で思ったことは、この曲とかHappy Songとか環境の変化に伴って3月以前の公演とは違う気持ちで聴いてい る人も多いんだろうなってね。
 次ライブで聴くときは、わたしは何を思うのでしょう。
 
23. innocent world
  サビの大合唱はなんどやっても楽しい。あと横フリ。
 Aメロのリズムもノリやすいし、めちゃくちゃ売れたわけだ。。。
 ライブでの一体感はこの曲がダントツなんじゃないかな。

24. エソラ
  鹿児島ではこの曲のとき健ちゃんがこっちに来てくれた。
 「Oh Rock me baby!」を桜井さんの煽りに応えて全力で歌う。
 楽しくて楽しくて本当に来てよかったなあって思う。
 前ツアーのときは1曲目で「これから楽しい時間が始まるぞ」って感じだったけど
 今回は終わりに近づくにつれて感じる寂しさを吹き飛ばしてくれる、そんな役割を果たしていたような。

25. Marshmallow day
  イントロでテンションが上がる上がる。
 最後の「チューニングは君に合わすよ」はチルカラならみんな1オクターブ下げて歌うでしょう。笑
 そして最初の「ゆあーびゅーてぃふぉー」を1オクターブ上げて歌うという、
 新たなカラオケネタを提供してくれた沖縄公演。

26. (ENCORE)

27. 天頂バス
  間奏後かな、大サビかな、「イェーイ!!」のところでナカケーと健ちゃんも右手挙げてた。
 桜井さん「いぇええええええええええええい!!!」(飛行機スタイルで走り出す)
 あの人の心肺機能と身体能力は一体どうなっているのでしょうか。
 「だから 自分のせいと思わない とか言ってないでやってみな!!」
 のところが挑発的というか、背中を思いっきり押されている気がした。
 
28. HERO
  今回のアルバム[(an imitation) blood orange]は、全体にほのぼのとしたあったかい雰囲気だった。
 マシュマロやハピソンのハッピーさ、イミテーションのほのぼのとした日常。
 一方でhypnosisのようにその先に見えるわずかな希望を信じたいという祈りの歌もあった。
 その光と影両方を持ち合わせているのが「HERO」なんじゃないかと思うのです。
 最初ブラオレツアーで聴いたときは、正直セトリに入っている意味がよく分からなかったのですが
 振り返ってみると、この曲があってこそ彼ら4人がアルバムやツアーに込めたメッセージが伝わるのかなあと。
 
29. 祈り ~涙の軌道
  ブラオレドームツアーのときのラストは「空風の帰り道」で、それはそれはずるい選曲だった。
 「今日の日が終わる また必ず会える」って。泣くわ。笑
 アリーナになってからはこの曲だったんだけど、どうしていつもいつも選曲が上手いのか。
 ピアノが印象的なメロディを聴きながら、メンバーの姿を目に焼き付けライブを振り返る素敵な時間。

30. ENDROLL
 

ミスチルを聴き始めてから6年ほどが経ち、あの頃よりは随分歌詞の意味も分かってきたけど、
社会人になったらもっと桜井さんが歌にしてる世の中に対する憂いとか、怒りとか、幸せとかが分かるんじゃないかって。
そう思えば、憂鬱になりがちな日常も楽しくなるよね。
これが、Happyを見つけるってことなのかな。
そんなことを思った[(an imitation) blood orange]Tourなのでした。

長いよ!!!長い!!!!笑
これでもう今年は書かなくてもいいだろう。
というか16日からほんっとうに忙しくなるので・・・

それではみなさん、よいお年を。(早いけど)